若年性アルツハイマーと告げられて・・・。

2007年6月、父は57歳で認知症と診断されました。                        このブログは、そんな父と娘の勝手気ままな共同日記です。

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意欲低下の原因

娘の日記 2008/05/14 水
一昨日、病院で診察を受ける前に、父と話をしていて分かったんだけど

最近、ヤル気が出ないのは、前回の診察で、先生から
『いずれは仕事を引退する時期が来る』
と言われた事がキッカケになった感じ。


私 「いつ頃から、やる気がなくなってきてたんやろうな?」
父 「前回に診察来た後くらいからやと思う」
私 「別にコレといったキッカケってないんやろ?」
父 「しいて言うなら、先生に仕事引退の話された事くらいかなぁ」
私 「えええ? そんなにショックだったん?」
父 「うん、ガックリしたし・・・ あぁ?、もう引退かぁ?って思うと自信もなくなってきた」



どうやら父は、その時の前後の会話は、頭に入っておらず
『仕事を引退する時期』  『息子さんと相談して』

この2つのセリフが強く印象に残ってたようで
『息子さんと相談して、引退する時期を考えて下さい』
となったらしい。


それで

そろそろ引退の時期だと思い込み、ガックリして
      ↓
仕事に自信・やる気をなくし
      ↓
他の事にも対しても、意欲がなくなってきた



私は、先生は、“そろそろ引退だ” と言ったのではなく
“いずれは引退する日が来る” っていう話をしたんだと説明しなおしました。


誤解が解け、2人で多分これが原因だったんだろうと話したけれど

父 「原因が分かったからといって
   じゃあまた明日から元気に頑張ろうとは、なれないんや」


確かにそれはそうだろう。



些細な事がキッカケになるんだな。 

とりあえず、原因らしき事が分かってよかった。

                                       
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意欲の低下

娘の日記 2008/05/11 日
最近の父は、ヤル気が出ないようで
『意欲がないんや』 と口癖のように、よく言います。


先日、仕事について
私 「もうあまり仕事したくないん?」 
と聞いたら

父 「そんなことない。仕事したいと思ってるし、やらなきゃ出来なくなるから
   やりたいと思うけど意欲がでないんや」

と言ったけど。


父の気持ちの中で、どれくらい意欲が沸かないのか
私には分からないので
『そんな事言わんと、頑張らないとな』 などと言うわけにもいかず。

だけど、弟からみると、仕事したくないっていう雰囲気がスゴク伝わってくるらしい。


以前は 『ヤル気がでない』 といっても仕事に関してだけだったので
大丈夫だろうと思ってたのですが
近頃は、ブログや読書、将棋のゲームなども少し面倒くさいようで
ペースがおちています。

でも食欲は普通にあるし、父の好きなプロ野球の番組は楽しんでみています。


明日の診察で、先生に相談しようと思いますが
前に先生が言ってた 『うつ病に使う薬』 を処方してもらったほうがいいのかなぁ。


それと、4月14日の診察の時に、先生から
『いずれは仕事を引退する時期がくる』 という内容の事を言われた父は
そろそろ引退の時期だと解釈してたようだけど・・・。


確かに、お客さんの要望をきっちり理解して
仕事をするということが難しくなってきてるのかもしれない。

時に応じて、サポートや見守りは必要になってきたけど。

仕事の腕自体は、長年身につけてきたものだし
元々の腕前も、人並み以上に優れていたので、まだ引退するのはもったいない。


会社に勤めに出ていたら、そろそろ仕事を辞める時期だろう。
だけど、うちの場合は自営業なので、弟がフォローしながら
ある程度まで、仕事を続けていく事ができる。

そういう面では、恵まれているんだから
『やりたくない』 という気持ちに負けないでほしいな。


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病名告知後の家族の反応

娘の日記 2008/05/03 土
以前、読んだ本に書いてあったこと。

????????????????????????????????????

病名告知 ・・・ 精神的準備がない場合、混乱し困惑を引き起こす


第一段階(否認)
 診断内容や状態を受け入れられず否定する


第二段階(怒り)
 身近に起こったという不幸な状況に対し、恨み・怒りの感情を表す


第三段階(取引)
 他の疾患や状況と交代することを望んだり祈ったりする


第四段階(抑うつ)
 疾患のことを理解したり、他の疾患に変更できない事を認めて後
 不安感・悲哀感・孤独感・閉じこもり・意欲低下・食欲低下・睡眠障害などの
 抑うつ反応を示す


第五段階(受容)
 疾患の理解が出て、日常の対処方法を獲得する
 また関係する冊子や他者との交流を通じてさらに知識を深めることを始める


????????????????????????????????????

                 (((私の場合)))

(0)病名告知
 元々は、安心感を求める気持ちで(診察を受けて何ともなければ安心できる)
 受診したので、父も私達も、病気に対する知識が乏しく
 先生からも、アルツハイマー病がどんな病気かという説明はなかったので
 精神的準備は全くなかったけれど、その場では、混乱・困惑することはなかった。
 帰宅後に、自分でアルツハイマー病について色々と調べて混乱する。


(1)否認
 多少の物忘れはあるにしても、それ以外は何ともないのに
 本当にアルツハイマー病なのか? 先生の診断が間違っているのではないか?


(2)怒り
 今まで苦労ばかりしてきた父が、どうしてこんな病気にならなければいけないのか。
 

(3)取引
 (ADの前段階に、軽度認知障害(MCI)という状態があることを知り)
 父はまだ、アルツハイマー病ではなく、MCIの状態なのではないか。
 先生は、少しオーバーに言っているんだろう。 MCIの段階だと思い込もうとする。


(4)抑うつ
 父がアルツハイマー病だという事実が信じらない。
 きっとそれが現実なんだろうけど、夢をみているような感じ。
 1日中、病気の事ばかりを考えてしまって脳が休まらない。
 (不安感・悲哀感・意欲低下・睡眠障害)


(5)受容
 他者と交流を持つ事の必要を感じはじめてる?くらい。
 だけど今も、父は病気じゃないと思いたい気持ちが時々沸いてくるし
 ある日突然、治療薬が完成して病気の進行が止まらないかと願っている。
 よく分からないけど、まだ受容は、できていない? 

                   
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なぞなぞみたい

娘の日記 2008/04/28 月
昨日、父と電話でジーパンの話になったんだけど

父 「今、持ってるのと似た青っぽい色のジーパンが欲しいんや」
私 「どんなやつ?」
父 「前におまえと買いに行ったオーバーオールのやつや。
   ボタンに 『エル・エー・エー』 って書いてるわ」
私 「エル・エー・エー(LAA?)ってなんやろな。 ちょっと分からんわ。
   背中のところにも何か貼ってない?」
父 「背中にも 『エル・エー・エー』 ってなってる。これがメーカーの名前やろ?」
私 「う???ん・・・」
父 「おまえ分からんの?」
私 「ちょっと、それだけでは分からんわ」


と答えながらも、ネットで検索していると 『Lee』 がでてきた。
もしやコレか!と思い

私 「お父さん!リー(Lee) やわ。 『エル・イー・イー』 やろ?」
父 「だからさっきから、そう言ってたやろ」
私 「お父さん、さっきは 『エル・エー・エー』 って言うてたよ」
父 「えええ?? お父さん最初から 『エル・イー・イー』 って言ってたやろ」
私 「そう言ってたら、こんなに悩んでないわ!(苦笑)」
父 「あ?、そう言われたら、さっきは 『エル・エー・エー』 って言ってたかもしれん。
   なぜかっていうたら、e(イー)は、aiueo(あいうえお)のe(エー)やろ」
私 「あああ・・・ なるほどな?。
   お父さんと話してたら、なぞなぞ解いてるみたいやわ!(笑)」




この間も、父がネットのショップで気に入ったTシャツを見つけて
電話で 「生地やサイズ、支払い方法、返品可能か」 など聞いてきた時。

ショップの名前を聞いて検索しても、なぜか出てこなくて
(夜12時過ぎていて弟達は寝ていたので) 弟に聞く事もできず

父がそのショップのURLを私に伝えようと
長いアルファベットを1つ1つよんでいったのですが。


父 「横棒があって、縦棒の先がちょっと右に曲がったやつや」
私 「t かな」

父 「短い棒の上に、点がついてるやつ」
私 「i やな」

父 「エヌか?エムか? 数字の3を横にしたやつ」
私 「エム やな」


ここまでは比較的スムーズに、進んでいったのですが。

父 「マルに棒がついたやつ」
私 「分からん・・・」
父 「えっとな、数字の9がひっくり返ったやつ!」
私 「b かな・・・」



やっとの思いで、URLを全て入れ終えて
無事、ショップのHPにたどりつけるように祈りながらENTERを押したけれど


やっぱり・・・・・

『サーバーが見つかりません』


内心、“また明日、弟がいる時に試したらええやん” と思ったけど
父の諦めきれない様子が伝わってきたので、そんな事は言えず。

再度、父にURLを確認したけれど、間違いなさそう。


唯一あやしそうなのといえば・・・
 『数字の9がひっくり返ったやつ』 

そこで 「p」「q」「b」「d」 4つとも試してみました。

答えは 「d」 でした。


そういえば昔、父がパソコンを覚え始めた頃
夫が、アルファベットの読み方を書いた表を、父に作ってあげた事があったけど。
やっぱり、あると便利かもしれない。 今度、暇な時に作ってあげようかな。


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みんなで旅行

娘の日記 2008/04/23 水
5月中旬に、家族みんなで石川県に旅行に行くことになりました。

石川県は、離婚した母の故郷で
父は、母と結婚してから離婚するまでの約10年間暮らしていました。
そして私や弟は、石川県で生まれ育ちました。
今も、母や母方の祖父、祖母、叔父さん達が住んでいます。


母と離婚した後、父から
『お父さんは、もう石川県の土地を踏むことはない』 
と子供の頃、何度か聞かされていたのですが。

なのになぜ!? 今回、父が行く事になったかというと・・・

きっかけは、去年の暮れに、私が母方の祖母になんとなく電話をした事でした。
遠く離れたところに住んでる孫からの電話を、祖母は喜んでくれて

「生きてるうちに、あんた達(私と弟)にもう1度会いたいわ」
「もう少し暖かくなったら、こっちに(石川県)遊びにおいで」

と言ってくれました。

私は
「前に会いに行ってから8年経ってるし、また機会あったら行きたいなぁ?」 

などと言いながら、内心では
夫や弟の仕事の都合を合わすのは、なかなか難しいし
それに第一、病気の父を1人残して旅行に行く事はできない と思っていたのですが。

祖母がふと
「お父さんも一緒に来てくれたらいいのに」 
そして 「お父さんにも、そう伝えておいて」 と言いました。

(母方の家には、父の病気の事は話していません)


私は “父は旅行に行く気はない” ということを知ってたので
きっと父は断るだろうなと思ったのですが
父 「ばぁちゃんがそんな事言ってたんか。それなら行ってあげないかんな」
と、それほど迷わず、祖母に会いに行く事を決めたので驚きました。

「せっかくだから、みんなで行きたい」 と父が言ったこともあって
夫は仕事の都合を合わせ、弟はお店を臨時休業する事を決めて
父と私達子供夫婦とみんなそろっていく事になりました。


だけど、不思議だなぁ?。

今まで、私や弟が 「友達と旅行でも行ってきたら?」 と言っても
病院の先生が、旅行に行くことをすすめても
『行く気はない』 とキッパリ断ってたのに。

まさか、母方の祖母の一声で父が動くとは・・・。

祖母が父に会いたがるというのも不思議なんだけど。

父を 『旅行に行かせよう』 という、何か不思議な流れがあるようにも感じます。

                                       
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