若年性アルツハイマーと告げられて・・・。

2007年6月、父は57歳で認知症と診断されました。                        このブログは、そんな父と娘の勝手気ままな共同日記です。

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診察日2007年12月3日

診察の記録 2007/12/08 土
この日は、先生に 『治験』 の事を聞きたいと思っていました。

きっかけは、先日、父が偶然読んだ週刊誌の中に
アルツハイマー病の特集の記事が載っていたことでした。

その記事を読んだ父は
父「アルツハイマー病の新薬の開発が進んでいて、あと数年で
  薬ができる可能性があるんやってな。今、その薬は治験の段階やって書いてるわ」

と私に言ってきました。

私「そういえば、こないだ、お父さんにコメントくれたのんたさんのブログ
 (若年性アルツハイマー病の妻と弥次喜多道中)にも
  奥さんが1年前に、国内初のワクチンの治験に参加したって書いてあったわ」
父「へええぇぇ〜!そうなんか!」

と興味がある様子

私「今の病院で治験やってるかどうかは分からんけど、お父さんも治験に参加したい?
  治験っていうたら、言い方悪いけど、新しい薬の実験みたいなものやけど」
父「うん、参加してみてもええよ」


(あっさり答えるので、薬のデメリットも伝えなければと思い)
私「でもな、薬として完成したものでないから
  もしかしたら重い副作用が出るかもわからんし100%安全な薬ではないんよ。
  これは外国での話やけど、過去にはワクチンの試験で
  重い脳炎を起こした人が出てきて、中止になった事もあるんや」

と説明しました。

父「でも、もしかしたらアルツハイマーがココで止まる可能性もあるんやろ?」
私「うん、中には進行が止まった人もいるみたいや」
父「それだったらお父さんは、何もしないで病気が少しずつ進んでいくより
  薬の実験になって、少しでも進行が止まる可能性があるなら
  実験になるほうがいい。お父さんは一か八かに掛ける性格やからな」
私「そっか、わかった。
  仮にもし参加できた場合、マメに病院に通うようになるかもよ?
  お薬のデータを取るために、色々な検査も受けなきゃいけないやろし
  普段の生活の中でも、条件出されたりするかもしれんよ?」
父「そんなのは全然かまわんよ」


(最後に、父にとって究極の質問をしてみた)
私「じゃあもし、参加中はお酒やめて下さいって言われたらどうするん?
  お薬をあきらめる?それともしばらくお酒やめれる?」


(苦笑いしながら、う〜〜〜〜〜んと相当悩んでる様子)
だいぶ悩んだ末
父 「期間限定でなら・・・お酒ガマンする」
そこまで父が考えているのならと思い
私「じゃあ、今度の診察の時に先生に機会があれば治験に
  参加したいって意思があることを伝えておこうか」

となりました。

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そして当日、先生に父の希望を伝えると
先生「治験に参加するなら、まず今飲んでいるアリセプトをやめて
   薬を飲んでいない状態に戻さなければいけません」

私は、アリセプトをやめる訳にはいけないことをわかっていたので
先生の言葉に返答ができないでいると

父 「先生の判断はどうなんでしょう?私の場合、やめておいたほうがいいんですか?」
先生「アリセプトの効果がなく副作用もひどいようなら
   違う薬で試してみるのも、一つの手だとは思いますが
   一味さんの場合、アリセプトをやめるまでして試す意味はないと思います」

と言われ、父も私もガックリしました。

私「アリセプトと似た効果の薬の治験ではなく
  ワクチンの治験も日本で行われているようですけど、そちらもムリなんでしょうか?」
先生「残念ながら、うちの病院ではしていません」

とハッキリ言われました・・・。
治験への望みは、あっさりとやぶれてしまいました。

でも父の考えをハッキリ聞くことができたのでよかったです。
そして、いつか機会があれば、是非参加してみたいです。

調整中の睡眠薬については
父は8割満足しているようで、しばらくは今の薬でいくことになりました。

アリセプト10mgの副作用のゲリは
すっかり収まったようで、お腹の調子も良いとのことでした。


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