若年性アルツハイマーと告げられて・・・。

2007年6月、父は57歳で認知症と診断されました。                        このブログは、そんな父と娘の勝手気ままな共同日記です。

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なぞなぞみたい

娘の日記 2008/04/28 月
昨日、父と電話でジーパンの話になったんだけど

父 「今、持ってるのと似た青っぽい色のジーパンが欲しいんや」
私 「どんなやつ?」
父 「前におまえと買いに行ったオーバーオールのやつや。
   ボタンに 『エル・エー・エー』 って書いてるわ」
私 「エル・エー・エー(LAA?)ってなんやろな。 ちょっと分からんわ。
   背中のところにも何か貼ってない?」
父 「背中にも 『エル・エー・エー』 ってなってる。これがメーカーの名前やろ?」
私 「う???ん・・・」
父 「おまえ分からんの?」
私 「ちょっと、それだけでは分からんわ」


と答えながらも、ネットで検索していると 『Lee』 がでてきた。
もしやコレか!と思い

私 「お父さん!リー(Lee) やわ。 『エル・イー・イー』 やろ?」
父 「だからさっきから、そう言ってたやろ」
私 「お父さん、さっきは 『エル・エー・エー』 って言うてたよ」
父 「えええ?? お父さん最初から 『エル・イー・イー』 って言ってたやろ」
私 「そう言ってたら、こんなに悩んでないわ!(苦笑)」
父 「あ?、そう言われたら、さっきは 『エル・エー・エー』 って言ってたかもしれん。
   なぜかっていうたら、e(イー)は、aiueo(あいうえお)のe(エー)やろ」
私 「あああ・・・ なるほどな?。
   お父さんと話してたら、なぞなぞ解いてるみたいやわ!(笑)」




この間も、父がネットのショップで気に入ったTシャツを見つけて
電話で 「生地やサイズ、支払い方法、返品可能か」 など聞いてきた時。

ショップの名前を聞いて検索しても、なぜか出てこなくて
(夜12時過ぎていて弟達は寝ていたので) 弟に聞く事もできず

父がそのショップのURLを私に伝えようと
長いアルファベットを1つ1つよんでいったのですが。


父 「横棒があって、縦棒の先がちょっと右に曲がったやつや」
私 「t かな」

父 「短い棒の上に、点がついてるやつ」
私 「i やな」

父 「エヌか?エムか? 数字の3を横にしたやつ」
私 「エム やな」


ここまでは比較的スムーズに、進んでいったのですが。

父 「マルに棒がついたやつ」
私 「分からん・・・」
父 「えっとな、数字の9がひっくり返ったやつ!」
私 「b かな・・・」



やっとの思いで、URLを全て入れ終えて
無事、ショップのHPにたどりつけるように祈りながらENTERを押したけれど


やっぱり・・・・・

『サーバーが見つかりません』


内心、“また明日、弟がいる時に試したらええやん” と思ったけど
父の諦めきれない様子が伝わってきたので、そんな事は言えず。

再度、父にURLを確認したけれど、間違いなさそう。


唯一あやしそうなのといえば・・・
 『数字の9がひっくり返ったやつ』 

そこで 「p」「q」「b」「d」 4つとも試してみました。

答えは 「d」 でした。


そういえば昔、父がパソコンを覚え始めた頃
夫が、アルファベットの読み方を書いた表を、父に作ってあげた事があったけど。
やっぱり、あると便利かもしれない。 今度、暇な時に作ってあげようかな。


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みんなで旅行

娘の日記 2008/04/23 水
5月中旬に、家族みんなで石川県に旅行に行くことになりました。

石川県は、離婚した母の故郷で
父は、母と結婚してから離婚するまでの約10年間暮らしていました。
そして私や弟は、石川県で生まれ育ちました。
今も、母や母方の祖父、祖母、叔父さん達が住んでいます。


母と離婚した後、父から
『お父さんは、もう石川県の土地を踏むことはない』 
と子供の頃、何度か聞かされていたのですが。

なのになぜ!? 今回、父が行く事になったかというと・・・

きっかけは、去年の暮れに、私が母方の祖母になんとなく電話をした事でした。
遠く離れたところに住んでる孫からの電話を、祖母は喜んでくれて

「生きてるうちに、あんた達(私と弟)にもう1度会いたいわ」
「もう少し暖かくなったら、こっちに(石川県)遊びにおいで」

と言ってくれました。

私は
「前に会いに行ってから8年経ってるし、また機会あったら行きたいなぁ?」 

などと言いながら、内心では
夫や弟の仕事の都合を合わすのは、なかなか難しいし
それに第一、病気の父を1人残して旅行に行く事はできない と思っていたのですが。

祖母がふと
「お父さんも一緒に来てくれたらいいのに」 
そして 「お父さんにも、そう伝えておいて」 と言いました。

(母方の家には、父の病気の事は話していません)


私は “父は旅行に行く気はない” ということを知ってたので
きっと父は断るだろうなと思ったのですが
父 「ばぁちゃんがそんな事言ってたんか。それなら行ってあげないかんな」
と、それほど迷わず、祖母に会いに行く事を決めたので驚きました。

「せっかくだから、みんなで行きたい」 と父が言ったこともあって
夫は仕事の都合を合わせ、弟はお店を臨時休業する事を決めて
父と私達子供夫婦とみんなそろっていく事になりました。


だけど、不思議だなぁ?。

今まで、私や弟が 「友達と旅行でも行ってきたら?」 と言っても
病院の先生が、旅行に行くことをすすめても
『行く気はない』 とキッパリ断ってたのに。

まさか、母方の祖母の一声で父が動くとは・・・。

祖母が父に会いたがるというのも不思議なんだけど。

父を 『旅行に行かせよう』 という、何か不思議な流れがあるようにも感じます。

                                       
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診察日2008年4月14日

診察の記録 2008/04/20 日
いつものように
先 「調子はどうですか?」
と聞かれた父は
前日に、仕事で大きな失敗をしてしまうところだった事を話はじめました。

(内容)
昨日は、孫が熱を出して下がらなかった為
息子達は病院に行ってしまっていて、自分1人で店番になった。
夕方になって、いつもなら息子が接客しているお客さんが来た。
最近(1?2年)は、していなかった仕事内容だったけど
昔は自分もしていたし、それに普段も息子や義娘がしている所を何度も見ているので
大丈夫だろうと思って仕事を始めたけれど、上手くいかない。
えええ?なんでだろう・・・と焦りだしていると
ちょうど息子が帰ってきたので、交代してもらった。
後で考えてみると初歩的なミスだったけれど
もう少しのところで大きな失敗をしてしまう所だった。


先 「お仕事はまだ続けられそうですか?」
父 「昨日のように、息子達がいなくて、自分1人だと不安で心細いんですけど
   でもやらなきゃ出来なくなる気がするので、やっているんですが
   いずれは、やりたくない気持ちが強くなってしまいそうです」
先 「お仕事で失敗されて、お客さんに迷惑がかかる事などは、ありませんか?」
父 「迷惑がかかるっていうのは、ないんですけどね。
   一般の人から見ると、ミスしたっていうのは分かりませんから。
   でも、息子が見たら分かるみたいですけど。
   自分でも、昔と比べたら腕が落ちたし、時間もかかるようになってきたと
   分かってるんですけどね。
先 「プロの目から見たら分かるけれど、一般の人は分からない程度という事ですね」
父 「はい、そうです」
先 「家庭内で何か失敗をするくらいなら、たいした事じゃありませんが
   お客さん相手にお金をもらって仕事をしていますので
   失敗してお客さんに迷惑かかってはいけませんからね
   いずれは、お仕事を引退する時期が来るという事・・・・・
   私もそうですし、芸能人でもスポーツ選手でも、誰でもそうですが
   みんないつかは仕事を引退する時期というのがきますよね」
父 「ああ?はい、そうですね」
先 「いつまでも現役で、お仕事を続けるという事は不可能ですのでね。
   一味さんも同じで、いずれはお仕事を引退する日がくるという事
   そして引退した後にお仕事の変わりになるものを
   今から何か見つけておくという事も、考えていかなくてはいけませんね」
   

仕事の引退について、先生が話したのはこの日が初めてでした。

私 「あの・・・そういう判断は、誰がしていけばいいんでしょうか?」
先 「やはり、一緒にお仕事をされている息子さんと相談して考えていくべきでしょうね」


“余計な事を言いやがって!” と父に嫌な顔をされるかなと思ったけれど、思い切って
私 「だけど父は・・・普段も仕事上のミスを減らす為に私や弟が
   アドバイスをしたりするのですが、あまり聞く気がなくて・・・」


すると先生は、父に向かって
先 「息子さんや娘さんは、一番近くで一味さんを見ていて、一味さんの事を
   よく分かっていますので、その人達の意見も聞かなきゃいけないですよ。
   一味さんは、自分の判断が正しいと思っていても
   時には、それが正しくない場合もありますのでね」


そして
先 「お客さんは、一味さんのリハビリの為にいるのではないですからね」

父も私も図星を指されて(?) その場は思わず笑ってしまいましたが
後で考えると、先生の言った事は、全くその通りだと思いました。


診察の終わりに、睡眠薬の話になりました。

先 「睡眠薬が4週間分、出せるようになったので、4週間分出す事もできますが
   どうしましょうか?」
父 「あ?、そうですか。じゃあそれでいいです」


『それでいいです』 ってほんとに?
2週間おきに先生に会えることを、いつも楽しみにしていたのに?
と思った私は、もう1度確認しようと

私 「お父さん、別に2週間でも4週間でもどっちでもええんやで?
   4週間でかまわんの?」
父 「うん。また調子悪かったら、途中で来てもええんやし」


診察後、父が
父 「先生は忙しいから、お父さんの診察の回数を、2週間に1回→4週間に1回に
   減らしたくて、あんな風に言ってきたんやと思った」


そ、そういう解釈をしていたのか・・・

すかさず私は
私 「先生は、そんなつもりで言ったんじゃないよ。
   今までは、睡眠薬が2週間分しか出なかったから、2週間おきに診察行ってたけど
   4週間分出るようになったなら、そっちの方が都合ええって人もおるやろ。
   だから一応、お父さんにもその事を伝えてくれただけで
   先生は、2週間おきに診察するのが嫌で言ったんじゃないんやで」
父 「そうなんかな?」
私 「とりあえず4週間様子をみて、やっぱり2週間ごとがいいって思えば
   次に行った時に、また2週間に変更してもらったらいいし
   間をとって、3週間でもいいし、このまま4週間でいいって思うかもしれんし
   お父さんの調子をみて決めたらええわ」
父 「そうやな?」   


同じ言葉でも、言葉の受け取り方は十人十色だと思うけど
以前の父と比べると、だいぶネガティブな解釈をするようになってきたなー。

気をつけないと、私との会話でも、父がヘンな解釈をして誤解してる事がありそう。


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月1回の診察

父の日記 2008/04/16 水
先日、2週間ぶりの精神科のT先生の診察で、

先生:つぎ、又、2週間後でよろしいですね。
私:はい
先生:あの?・・そうですね・・睡眠薬が4週間でるようになったので
私:あーそうですか。
先生:今の、おクスリ4週間分だそうと思えばだせるけど・・どうします。


私は、ついハイいいですと言ってしまった。

月、2回の診察を、今度からは月の1回になりました。

私は先生のこの言葉で先生は東京から医大に来て二年になり
患者さんも沢山増えて忙しいので、私の診察の回数を半分に
したいんだなぁと思い・・・ハイと言ってしまった。

あとで、娘が先生はそんなつもりでお父さんに言ったのではないよ
一応、睡眠薬が4週間になったので、患者には教えなければいけないので
言っただけで、お父さんを2週間おきに診るのが嫌で言ったのではないよ
と、いったので、わたしも、そうかな?と、気持ちがゆれました。

それと、今度からアリセプトのおクスリに10mgがでました。
今までは5mg×2で飲んでいたのが一錠でよいので
他のクスリも沢山飲んでいるので一錠でも減れば楽になります。

                                           一味01



オセロ

娘の日記 2008/04/10 木
先日、父に頼まれて、新しく 『五目並べ』 のブログパーツを設置したのですが

夜に電話が、かかってきて
父 「五目並べ、置いてくれてありがとう。
   でもオセロの方に、白と黒の石が2つずつ付いてるぞ!」


『自分が間違いに気づいたんだ!』 
と、まるで手柄を立てたかのような嬉しそうな口調。

私 「え??? これは最初からやで」
父 「そんなはずないやろ。最初は何も置いてないやろ」
私 「ううん、オセロは最初から黒と白の石が2コずつ置いてあるよ。」
父 「えええええ?」
私 「お父さん、今までも時々、ブログのオセロしてたやろ?その時はどうだった?」
父 「今までも、何も置いてなかったよ。」
私 「オセロは、最初から盤の中央に石が4コ置いてあったと思うけど・・・」
父 「いやぁ?、そんなことない。ゲームを始める時に石を置いてたわ」
私 「ゲーム始める時に石を置くんだったら・・・
   石の置く場所は決まってなくて、例えば、盤の隅っこに石を置いてもええってこと?」
父 「極端に言うたら、そういう事や」
私 「お父さん他のゲームと勘違いしてるんと違う?」
父 「そんなことない。
   おまえが今日、新しく五目並べを置いたときに、オセロの方もヘンにさわってしまって
   それでおかしくなってしまってるんじゃないんか?」


自信がなかった訳ではないけれど、父に言われる内に
自分の考えが不安になってきた私は
私 「ちょっとまってよ」

と父に言い、隣の部屋にいる夫に向かって
私 「オセロって、最初から白黒の石4コ置いてあったっけ?
   それとも盤の上には、何も置いてない状態からスタートだったっけ?」


夫は迷わず
夫 「最初から白黒の石4つ置いてあるよ」

夫の言葉を聞いて安心して
私 「やっぱり、最初から石は置いてるみたいやわ」
と父に言いました。

が、父は納得いかないようで
父 「後で自分で調べてみる」
私 「どうやって調べるん?」
父 「前にオセロ置いてあるブログがあったから、そこを見てみる」


そして電話を切りました。

その後、しばらくしてまた電話があり
父 「やっぱり、最初から置いてあったわ。
   おまえが五目並べを設置する時に、何かヘンにしてしまったとばかり思ってた」



父は、最近になってオセロを覚えた訳ではありません。
ゲームの簡単なルールって、長年、遊んでるうちに自然と覚えてるようなものだけど
なぜか? 父は一瞬それが分からなくなってしまったようです。


今までのような “普段の生活上での事を忘れてた” のではなく
オセロの石の配置場所のような “一般に知っている事を忘れてた” という事に
久しぶりに少しショックを受けました。


そういえば、初めの頃は
『ガスの消し忘れ』 とか 『お客さんの名前が出てこない』 とか
『仕事上でのミス』 とか 『お釣りの計算間違い』 だとか
父や弟から話を聞いて、いちいち動揺したり落ち込んだりしてたのですが。。。
こういうのも慣れなのか!? 最近は、以前ほど気にすることはなくなってました。

だけど、きっとこれからも、何か変わった出来事が起こったり、新たな症状が出たりしたら
その度に、動揺したり落ち込んだりするんだろうなー。
でもまぁ、何とも思わない様になるよりマシだけど。


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弟夫婦

娘の日記 2008/04/07 月
弟は父の仕事を継ぐと決めて、約3年前から、お店を手伝うようになりました。
そして、2年半前から、弟夫婦は父と同居しています。

うちの家は自営業なので、父は今も仕事を続けられていますが
もし仮に、弟が父の仕事を継いでいなかったら
父1人でお店を経営していくことは、そろそろ難しい時期なのかなと思います。

最近の父をみていると
仕事や日常生活で、時に応じて手助けが必要になってきたなと感じることがあります。

仕事のスピードは遅くなり、ミスもだいぶ増えてきました。
これは、父本人も自覚しています。
1人で店番をするのが不安で、『お客さんが来なければいいのに』 と思ったり
応対するお客さんの寄り好みもみられます。
(難しい話をする人や早口で喋る人などは苦手)

でも弟が、一緒だから
不安を感じながらも、仕事を続けられているんだと思います。
そして毎日、お店に出てきて仕事をしているから
病気の進行も穏やか(?)なのかな?と思います。

義妹にしても
結婚後、21歳の時から、父との同居を嫌がらず、一緒に暮らしてくれています。
食事の用意や洗濯など、生活面で父をサポートしてくれています。
父の病気のことも、よく理解してくれています。

そう考えると、父の仕事を継いで一緒に暮らしてくれている弟や義妹には感謝デス。


(これは私が勝手に思ってることなのですが)
最近の父は、弟に対して 『○○してやっている意識』 が強いように思えます。
これでは、さすがに弟がカワイソウだと思った私は、父に

私 「Y(弟)が仕事を継いでくれて一緒にお店してくれてるから
   お父さんも不安がありながらでも、仕事続けておれるんやろうな?
   そう考えたら、Yにも感謝せないかんな?」

と言うと

父 「お父さんが今も自分で仕事できてるおかげで
   Y達に対しても大きい顔しておれるんや。
   仕事できなかったら、Y達に世話にならないかんから小さい顔しておらないかん」


お互い言いたい事が違う為、いつまでたっても話が平行線で会話にならず・・・。

私 「お父さんの言いたい事も分かるけど・・・、もっと違う方向からも考えてみてよ」
父 「違う方向から考えるんやったら、今頃は皆、仕事がなくて探している時代やのに
   Yはお父さんがお店してるおかげで、職につけてるんやから
   Yの方こそ、お父さんに感謝せないかんのちがうんか?」


よくそんな事を思いつくなぁ?ってくらいの言葉を返されて、唖然としました。

第一・・・父は、弟達の世話になったとしても
決して、小さい顔をしていれるタイプの人間ではありません。(汗)

私は、父と同じ家で一緒に生活していないので
父と口ケンカになる事も、我慢してストレスをためる事も
弟に比べると、まだ少ないのかもしれない・・・。
だけど仕事でも家庭でも、父と同じ屋根の下で生活している弟は
私には分からない思いも、きっとあるんだろうな。


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診察日2008年3月31日

診察の記録 2008/04/05 土
まずは、父から先生へ、最近の出来事の報告です。

(その1)
テレビ番組を見た後、ある場面を、もう1度見ようと思ってビデオを巻き戻した。
けれど、自分が見たいと思っている場面が出てこなかった。
『その場面だけ撮れてなかったのかな?何でその場面だけ飛んでいるんだろう?』 
と最初は思ったが、7?8回くらい確認した後に
自分の頭の中で、話を勝手に作りかえている事に気づいた。

(その2)
ほんの一瞬、ウトウトしている数十秒の間
意識があるような、ないような分からない状態の時。
実際に起きた、過去の記憶同士を断片的につなげて
新しい1つの話をイメージしてしまう。

(その3)
最近、何事にも意欲がわかない。
仕事については 『お客さんが来なければいいのに』 と思いながらも
お客さんが来ると、今の所は、なんとかしているけれど
いつか 『やりたくない』 という気持ちに負けてしまいそう。


先 「人間の記憶は、コンピューターやカメラのように完璧に記憶する事はできませんので
   一味さんだけでなく誰でも、歪んだ状態で記憶してしまうものなんですよ。
   よくある事ですから大丈夫ですよ」


先生は、誰にでもよくある事だから、気にしなくていいと言ってくれるけど。
確かに、多少の記憶違いは、誰にでも日常的によくある事だと思うけど
父の場合は、思い込みの激しさ、強引さがプラスされるので厄介です。

だけど今回は、ビデオに録画していたおかげで
父自身も、自分の記憶の間違いに気づくことができて、納得できているようでした。

   
先 「話をイメージしてしまうっていうのは、起きている時ですか?」
父 「いえ、ウトウトとしている一瞬の間だと思うんですけど。
   え?っと、なんて表現したらいいかなぁ?」
先 「意識があるような、ないような分からない状態ですか?」
父 「あ?、そうですそれです! こういうのは何ていうんですかね? 妄想ですか?」
先 「う??ん」
私 「せん妄は、また違うんですか?」
先 「せん妄は、呼んでも意識がハッキリ戻らない状態の事ですね」
私 「なるほど。違うんですね」


父曰く、夢とはまた違うらしいけど。
父は、以前から何度も、私にこの話をしてきてたので、多分気になってるんだろうなぁ。


先 「意欲がわかないというのは病気の症状でしょうね。
   お仕事は続けておられるんですよね?」
父 「はい、でも昔と違って、仕事をやりたいっとは思わないんですけどね・・・」
先 「コレをする!という目標を何か作られてはどうですかね?」


最近は、仕事面だけでなく、日常生活での小さな事でも
人に任せようとする事や手抜きになる事が増えてきたようです。
 ・手帳にメモを取ること
 ・スーパーに水を汲みに行くこと
 ・亡き愛犬の仏壇の供え物を取り替えること
 ・酒のおつまみを作ること              などなど

父自身も、やらなきゃダメだと分かっているらしいのですが
ヤル気が出ない、面倒くさいという気持ちが強くなってきているようです。

私 「どうにかヤル気を出してもらいたいのですが・・」
先 「自信がなくなってきてるんでしょうね?。
   誰でも失敗すると、自信がなくなるしヤル気も出なくなりますよね。
   病気の症状のせいでもあるので、ある程度は仕方ないと思いますが。
   (父を見ながら)こんな言い方は失礼ですが
   周りが、本人がやらざるを得ない状況を作ることも1つの方法ですね」
私 「なるほど、そうですか」

先 「あとは、状況によってはうつの薬を使うこともあります」
父 「あ、先生。そういうお薬もあるんですね?」
先 「お薬を使うと、多少やる気が出たり元気が出たりしますが
   一味さんの場合、ヤル気は出ないけれど、なんとか頑張ってやっておられるので
   今の所、薬を使う必要はないと私は判断します」
父 「いざっていう時、お薬があるんなら安心できます」
先 「何かあっても、周りの人みんなついてますから大丈夫ですからね」


『本人がやらざるを得ない状況』 を作るのって、すごく難しそうな気が・・・。
ヘタしたら
「おまえらは、自分でするのが面倒だからお父さんにさせようとするんやろ!」
と、言いかねない。
そんな風に言われるくらいなら、いっそのこと・・・
自分でやったほうが、口論にもならず、嫌な思いをしないで済む・・とも考えてしまう。


私 「父は今、記憶を作り変えてしまう症状がありますが
   病気が進行していくと、よく耳にする 『妄想』 の症状も出てくるんでしょうか?
   こういった症状は、人によって出たり出なかったりすると思うんですが
   父の場合は出にくい方なんでしょうか?」
先 「おっしゃる通り、人によって個人差がありますし、病気の進行状態や
   その時の精神状態によっても、症状が現れたり現れなかったりしますが
   一味さんの場合は、ご自分である程度、自覚されてますから
   今後も、そういった症状は出にくい方だと思います」
私 「父と同じくらいの進行具合の方で、症状が出られる方もおられるんですか?」
先 「いますね」
私 「今後、いつそういった症状が現れはじめるのかと思うと不安でしたので・・」
先 「なるほど。仮に妄想やせん妄などの症状が現れたとしても
   薬を使えば、ある程度、症状を落ち着かせる事ができますので心配いりませんよ」


記憶の錯誤や思い込みの激しさは目立つけれど
せめて、妄想は出ないでくれると嬉しいなぁ。
薬は使い方が難しそうだし、なるべく使いたくないなぁ。
  
最後に
父 「先生、この間のアンケートの紙、ありました。スミマセンでした」
先 「ああ?、そうですか(笑) やっぱりありましたか?(笑)」



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私の思い違い

父の日記 2008/04/03 木
先月の20日に、ブログで交流の有る
のんたさん夫婦の番組放送がありました。

私は、奥さんの優子さんには、とてもに関心があります。

私よりもお年も、お若いし若年性アルツハイマー病にも
私よりも早くからなられたので、その進行が気になるのと
私の今後が読み取れるので、のんたさん夫婦には大変失礼なのですが
有り難く参考にできるので、奥さんを見守っています。

話は変わりますが

その、のんたさん夫婦の番組の最後の場面で、
のんたさんが、タマゴ焼きを上手に焼いて巻いていたので

私はその番組をビデオに撮っていたので、
もう一度、タマゴをきれいに巻いているのを
見たくって、もう一度、その場面にセットして見て、「えぇー」

あの場面が無い、ビデオのテープがおかしくなったのでは?
と、一瞬おもったほどに頭の中が、そう思いました。

なんで?なんで?そして、何回も、その場面にセットして見るが
無い!あの場面、上手にタマゴを巻いていた場面が飛んでいる。

私は、少し時間がたち、落ち着いてもう一度、考えてみたら
どうやら、私の脳が大変な思い違いをしていたのに気が付いた

最初から、のんたさんがタマゴを「巻いて」いる場面はテレビには写っていなかったのです。
私の脳が、勝手に巻いていると、頭の中では事実となって出来てしまっているのです。
これも、ビデオを撮っていたお陰で、私の誤りが分りました。

自分で幼い頃に親父(元板前)のタマゴ焼きの焼いて巻いてるタマゴ焼きのイメージが
そのまま、のんたさんのタマゴ焼きにつながってしまったみたいです。

娘に、この事を言うと、

娘:お父さん、ビデオに撮ってなければ、今でも、のんたさんがタマゴを巻いていたと
  思い込んでいるやろ。

私:おぉー、そ?や、ビデオのお陰でお父さんの、おかしいところが分ったわ。


いままで、過去にも今回とよくにたことが、何回かありまして
どこか頭の中が、不完全燃焼でしたが、今後も、こういゅう場面が私の頭の中で
思い込んでストリーが出来ても、もう完全燃焼できます。

                                         一味01

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