若年性アルツハイマーと告げられて・・・。

2007年6月、父は57歳で認知症と診断されました。                        このブログは、そんな父と娘の勝手気ままな共同日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アルツハイマー病の薬(アリセプト)

アルツハイマー病 2008/01/18 金
●塩酸ドネペジル(製品名:アリセプト)

アリセプトは日本の製薬会社「エーザイ」が開発した薬で
アメリカで認可された後、世界中の多くの国々で使われています。
日本では現在、アルツハイマー病の薬として認可されているものはアリセプトだけです。

アルツハイマー病の人の脳では
脳の神経細胞に情報を伝える神経伝達物質の減少がみられます。
中でも、記憶と深く関係がある 『アセチルコリン』 の減少が特に強く
この物質が減少するために、まず物忘れなどの記憶障害が起こりやすくなります。
その為、アルツハイマー病と診断されたら
アセチルコリンの減少を防ぐ薬 → 『アリセプト』 が処方されます。


●アリセプトを服薬した場合  
 
アセチルコリンを分解する酵素の働きを抑え
     ↓
アセチルコリンが分解されにくくして
     ↓
アセチルコリンを長く脳内に残す(つまりアセチルコリンを増やす)
     ↓
記憶力を高めたり、アルツハイマー病の症状の進行を遅らせる効果がある


薬の効果は、患者によって様々ですが
症状を半年から1年ほど前の状態にもどすことで
病気の進行を見かけ上、遅らせる効果があります。
しかし、アリセプトには脳の神経細胞の死滅そのものを止める作用はないので
アルツハイマー病の進行を止めたり治すことはできません。
アルツハイマー病の根本的な治療薬は、今のところありません)


●薬の副作用

副作用は、比較的少ないほうですが、主な副作用として
吐き気、嘔吐、ゲリ、食欲不振、腹痛など消化器症状が起こることがあります。

最初は3mgから服用を開始し、問題なければ1?2週間後に5mgに増量するようです。
※薬の量が増えるのは、症状が悪化したからではなく
  薬を除々に体に慣らしていく為です。

アルツハイマー病の検査

アルツハイマー病 2007/11/11 日
●記憶、認知機能の検査

<改訂版長谷川式簡易知能評価スケール(HDS?R)>
日本でよく使われている検査です。
見当識【けんとうしき】(時間や場所の感覚など)や記憶、計算などに関するテスト。   

    
<ミニ・メンタルステート検査(MMSE)>
アメリカで開発され世界中で広く行われている検査です。
見当識、記憶、計算、注意力、言語などに関するテスト


<ウエクスラー記憶検査(WMS?R)>
国際的に最もよく使われている総合的な記憶検査です。
言語を使った問題と図形を使った問題で
記憶について、言語性記憶、視覚性記憶などをさまざまな点から評価します。


<その他の検査>
時計描写テスト・・・アナログ時計の絵をかく検査   
立方体組合せテスト・・・積み木を並べる検査     など
                          

●画像検査 

CTやMRIで、脳腫瘍や脳梗塞、脳出血などの影響はないかを調べたり
脳に萎縮【いしゅく】があるかどうかを検査します。
脳血管性の認知症の場合は、この画像検査で判断できます。
アルツハイマー病の場合は、脳全体の萎縮のほか
記憶と深い関係がある海馬【かいば】や側頭葉【そくとうよう】の変化をチェックします。


●脳血流シンチグラフィ(SPECT【スペクト】)検査 

スペクト検査は、特殊な薬を静脈に注射し、脳内の血流(血のめぐり)を調べます。
この薬は、血流の多いところには多く集まり、
少ないところには少ない量しか集まりません。
アルツハイマー病の場合、
早期の段階で脳の後方(後部帯状回【こうぶたいじょうかい】)に
血流低下がみられることが多いため 診断の参考となります。



アルツハイマー病の診断は、
まず、認知症と間違いやすい病気(うつ病、せん妄など)ではないか診察し
次に、CTやMRIなどの画像検査で、アルツハイマー病以外のあらゆる病気が
原因していないかを調べます。
その結果、他の病気が除外され、最終的にアルツハイマー病が原因として残ったとき
症状の現れ方や進行具合、記憶検査、画像検査の結果や
場合によっては、6ヶ月?1年の経過観察し、病気の進行を確認するなどして診断します。



父の担当の先生のお話だと
現在のところ、MRIやPETなどの最新式の検査を行っても
生前に、アルツハイマー病の確定診断をする決定的な方法はないそうです。
本当にアルツハイマー病なのかどうかは、患者が死亡した後に
脳を解剖し調べてみて、はじめて確定できるそうです。

アルツハイマー病の原因

アルツハイマー病 2007/11/03 土
●アルツハイマー型認知症の原因

現在、アルツハイマー病の原因は、ベータアミロイドが原因だという
『アミロイド仮説』 が有力ですが、真の原因は分かっておりません。


脳の中に 『ベータアミロイドたんぱく』 がたまっていき
      
シミのような斑点【はんてん】(→老人斑 【ろうじんはん】)ができて、たまっていく
      
神経細胞の中に 『タウたんぱく』 がたまっていき
      
糸くず状のかたまりができる(→神経原線維変化 【しんけいげんせんいへんか】)
      
何らかのメカニズムで脳の神経細胞が壊されていき
      
アルツハイマー病発症
      
徐々に脳が萎縮【いしゅく】し、記憶や判断力などの脳の機能が低下していく
    

--------------------------------------------------------------------------
  アルツハイマー病の脳の変化
   ・老人斑
   ・神経原線維変化、神経細胞の脱落
   ・神経伝達物質の減少
   ・大脳の萎縮 (大脳皮質の神経細胞が減少)
--------------------------------------------------------------------------


アルツハイマー病は、実際に発症する何十年以上前の時点から脳内に病変が
現れはじめており、発症した時点ですでに多くの神経細胞が死滅しています。

人間の脳は、健常な人でも年をとるにつれて、老人斑や神経原線維変化が出現しますが
アルツハイマー病の人の脳では、健常な人と比べると非常に多く
脳全体に広がっており、また健常な人では観察されない部位にもたまっています。

残念ながら現在のところ、病気の原因がハッキリとわかっていないため
根本的な治療も見つかっておらず、
発症すると、症状や進行のスピードは人それぞれですが
病気をくい止める事はできず、治ることもありません。

アルツハイマー病について

アルツハイマー病 2007/11/03 土
●アルツハイマー病

今から約100年前の1906年に
ドイツの精神医学者『アロイス・アルツハイマー』が、
記憶障害や妄想【もうそう】などを特徴とする
51歳の女性患者について報告したことから、その名がつけられました。

『アルツハイマー病』という言葉が世界で広く知られるようになったのは、
1994年にアメリカのレーガン元大統領が病気を世間に公表してからです。
レーガン元大統領の告白により、アルツハイマー病への関心が
高まったと言われております。

最近では、『私の頭の中の消しゴム』 や 『明日の記憶』 など
映画や本でも取り上げられるようになり
若年性アルツハイマー病が注目されるようになりました。



●認知症とアルツハイマー病のちがい

認知症は、大きく分けると
・『アルツハイマー型認知症』
・『脳血管性認知症』        
・『その他の認知症』        に分けられます。

つまり、認知症=アルツハイマー病ではなく
認知症の中の1つに、アルツハイマー病が存在していることになります。
この 『アルツハイマー型』 は、認知症の中で一番多く、全体の約半分を占めます。

さらに、この 『アルツハイマー型』 は発症した年齢によって
65歳以上の 『晩発性【ばんぱつせい】アルツハイマー病』 と
65歳未満の 『早発性【そうはつせい】アルツハイマー病』 の2つに分けられます。

そして、この65歳未満の早発性アルツハイマー病は
通称 『若年性アルツハイマー病』 呼ばれています。


一般に、65歳を超えて発症した場合は、
脳の側頭葉(特に海馬を中心とした領域)以外は、それほどダメージは受けておらず
それに対応するように病気の進行が遅く症状も軽い傾向にあります。

一方、65歳未満で発症した場合は
海馬だけでなく、大脳の広い範囲でもダメージを受けていることが多く
進行が早く症状も重くなる傾向があります。

アルツハイマー病に関する記述について

アルツハイマー病 2007/11/01 木
父がアルツハイマー病かもしれないと、医者から告げられた時に
ネットや本などで調べたことを、自分なりに解りやすくまとめてみました。

できる限り、正確な情報を掲載するように心がけておりますが、
これらの情報の正確性を保証するものではありません。

掲載した情報が最新でない場合や、不完全あるいは誤った情報などが
含まれている場合もあるかもしれませんが、ご了承ください。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。